地域連携クリニカルパスについて
地域連携クリニカルパスとは
地域内で各医療機関が共有する各患者に対する治療開始から終了までの全体的な治療計画です。急性期病院から回復期病院を経て自宅に帰り、連携医療機関に関わるような診療計画であり、医療連携体制に基づく地域完結型医療を具体的に実現するものとなります。
目的
循環器呼吸器センターと連携医療機関が協力し、専門的な医療と総合的な診療をバランスよく提供する共同診療体制を作ることを目指します。
効果
- 患者さん・ご家族にとっては、治療スケジュール・治療内容・治療方針が明確になります。
- 病院や地域のかかりつけ医、医療スタッフにとっては、情報共有することで連携体制がとりやすくなり、役割分担ができます。
対象
循環器呼吸器病センターに通院しており、薬剤の細かい調整や頻回な検査が不要な、病状が安定している患者さん
パスの発行
地域連携クリニカルパスに患者さんの同意が得られた場合、循環器呼吸器病センターよりクリニカルパスを発行します。