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第17回 公開医療講座Q&A集

講座・催し lecture

第17回 公開医療講座Q&A集

知って得する高血圧の話 福井講師Q&A集

Q 大動脈解離で手術・入院した時に、カリウムを控えるようにと言われ、それ以降、海草とリンゴを控えています。今回の講義ではお二人ともカリウムを摂るよう言われましたが、どうなのでしょうか。
血圧を下げることに関してはカリウムを摂ることが有効ですが、腎臓の機能が悪い場合などはカリウムを摂りすぎると重大な副作用の出るケースもあります。主治医の先生と相談してください。
Q 昼間血圧は65~105ですが低すぎですか。(81歳)
血圧が低いことに関しては、特にふらつき等低血圧に伴う症状がなければ、基本的には心配ありませんが、いつもの血圧がいくつぐらいか、降圧剤の量や種類、どれくらいの期間血圧が低いのか(一回の測定だけか、1日中か、1ヶ月程度続いているのか等)によって対応が異なります。主治医の先生に相談してみてください。
Q 血管年齢が実年齢より20歳くらい高い場合、どのようなことに気を付けたらいいですか。
血管年齢というのは、脈波測定といって、手と足で同時に血圧を測定し、心臓から伝わる僅かな脈の時間ずれを図ることで(足の方が心臓からの距離が遠いので伝わる時間が多くかかります)、血管を伝わる脈の速さを測定して出します。若い血管は軟らかいのでゆっくり伝わりますが、年齢とともに血管が硬くなり早く伝わります。血管年齢が高いということは、血管が硬いということを意味します。これに一番影響を与えるものは血圧です。よって血圧を下げることが血管年齢を下げる最も有効な方法です。血圧が下がると血管年齢は下がります。ただ、本当の意味で血管が若くなったわけではありませんので、注意してください。
Q 23歳(男)ですが、高校生のころから血圧が高く、学校医務室での測定値は常に[収縮期139~142]、[拡張期85~90]です。この年齢で単に高血圧症と考えて治療していいのでしょうか。それとも機能的に何か問題が考えられるのでしょうか。
高校生からの高血圧も、本態性高血圧といって、大人と同様に原因不明のことが多く、特に肥満の人がなりやすいと言われます。ただ、腎疾患が隠れているケースもあり、一度調べてもらう必要はあると思います。
Q 血圧が測るたび一定でないのはどうしてですか。
日の中での変化は日内変動といって体にはリズムがあり、ホルモンの分泌量なども一日のなかで変化することは人では当たり前のことです。さらに同じ時間、例えば起床30分後でも、日によって、気温や湿度等の生活環境や精神的要素(リラックスできているか、ストレスが多くないか)、睡眠不足といった日々の少しの違いが血圧に影響を与えます。よって血圧は毎日変化します。ただ、年齢や高血圧の進展とともに動脈硬化が進んで血管が硬くなるとより変化しやすい傾向にはなります。
Q 高血圧気味なので医師にかかり血圧降下剤を処方されています。血圧降下剤は将来にわたって服用し続けることになるのでしょうか。薬から解放されるために何をすればいいか、服用をやめることができるタイミング・見極めを教えてください。
高血圧の多くは原因がはっきりしません。血圧降下剤は服用しているときに下げているだけで、高血圧を治す薬ではありません。コントロールしている薬です。よって、血圧のコントロールがついたからといって、自己判断で中止することはやめてください。 薬を減量ないし中止することは生活習慣改善を頑張れば可能です。血圧をよりあげる要因として、肥満、塩分過剰摂取、睡眠不足、ストレス等があります。よって、メタボや肥満の人が減量して、塩分摂取を減らせば、薬の減量、場合によっては中止も可能です。当院で、以前メタボ改善コースという6ヶ月の生活改善コースがありましたが(今はありません)、5%の減量で一人平均1錠の内服減量が可能でした。ただ、減量を維持し、塩分も減らしたままの生活をしないとまた血圧も上がります。結果として、これらの生活改善ができない人が多いので、一生飲み続けることになる人が多いことも事実です。
Q 血圧を測る場合、横になって測定していますが、机の上で測定すべきでしょうか。
血圧は、横になっている時と座っている時では、同じ状態でも変化します。高血圧測定の基準が座位で机に血圧計をおいて測定することになっていますので、机の上で測定したほうが良いと思います。
Q 降圧のためにCa(カルシウム)拮抗剤を飲んでいる場合、グレープフルーツを食べることは不可と言われていますが、それはなぜですか。
グレープフルーツを食べるとCa(カルシウム)拮抗剤を肝臓で分解する酵素が働きにくくなり、分解されずに体に残るため、いつもより効きが強くなると言われます。ただ、少量(1/4弱程度)であれば、実際にはあまり影響しないと考えられています。
Q 血圧正常者は塩分を多くとってもいいのですか。将来何らかの病に発展しますか。
血圧が今は正常でも、塩分を多く摂り続ければ、将来的に高血圧が発症するリスクが大きく上がります。血圧正常でも、将来のためには、塩分に注意することは大切です。
Q 血圧を測って高い時に、何回か測りなおすとだんだん下がってきます。どの値が正しいのでしょうか。
正しいという意味では どれもその時の血圧で正しいのですが、その時の血圧として代表するには測定した血圧値すべての平均が一番良いとされています。

医療における放射線 岩澤講師Q&A集

Q ストロンチウム治療は保険適応されますか。
A 保険が適応されます。
ただし、実施できる施設が限られます。またあらかじめ、骨シンチで、骨転移の部位に集積が認められる、貧血や白血球減少がないなどのいくつかの条件を満たす必要があります。一度主治医にご相談ください。
Q 心臓MRIの検診はどこで受けることができますか。
A 当センターで実施可能です。地域連携室に電話でお申込みください。
当センター以外でもいくつか実施している施設があります。
Q 心臓CTを勧められたのですが、心臓MRIに変更してもらえますか。
A 技術的には可能です。ただし、心臓MRIではよくわからない病気もあります。ペースメーカーがはいっている方はMRI検査ができません。また心臓のステント治療を受けた方の経過観察は、心臓MRIでは困難で、心臓CTの方が優れています。あなたにとってどちらの検査が有用なのか主治医とよく相談してください。
Q がんの放射線治療で、悪心、嘔吐はありますか。
A 放射線治療により、気持ちが悪くなったり(悪心)、場合により吐いたりする場合があります。これを放射線宿酔と呼びます。その機序は不明です。一般的には腸管に放射線をあてた場合になりやすいですが、頭部や胸部の照射でもなる場合があります。放射線治療を受けても、こうした症状がまったくあらわれない方もいらっしゃいます。放射線宿酔は放射線治療が終了すると自然に改善します。
Q 放射線でがんは完治しますか。悪影響はありますか。
A 早期であれば、いろいろながんが放射線により完治します。放射線による副作用は病気の種類や、放射線の照射方法によっても異なりますので、放射線治療医にご相談ください。
Q お話を伺ってもまだ少し放射線の影響が怖いです。実際放射線の検査を勧められたときに、拒否をしてしまっても大丈夫でしょうか。また拒否をする人はいるのですか。
A 主治医は、あなたに最も適した治療法を選択するために、各種の検査を行います。必要な検査を受けないと、必要な治療が受けられず、結果的に病気が悪化してしまう場合がありますから、疑問があれば、まず主治医とよくご相談ください。一般的な被ばくに関する質問は、検査担当の放射線技師、また放射線科医師でも説明できますので、疑問な点は遠慮なくご質問ください。実際にCT検査室で、担当の放射線技師に質問する方はたくさんいます。
Q がん以外の病気で放射線治療が効果的なものはありますか
A 現在、がん以外で放射線を使用することはほとんどありませんが、甲状腺機能亢進症の治療ではヨード131の内服治療が行われています。
Q 外来で放射線治療を受けるとなると最低(or最高)でどのくらいの頻度(回/週)で通院することになりますか。
A 放射線治療の回数は、病気の種類や部位、病気の進行程度によって大きく異なります。1回で終了してしまう場合から、35回程度(週5回毎日通院して7週間)までさまざまです。同じ病気でも同じ回数とは限りません。放射線治療医に充分確認してください。
Q ほかの病気との兼ね合いで放射線治療が休み休みなってしまっても効果はありますか。
A 放射線治療では最初にたてた計画通りに治療することが重要で、中断すると充分な効果が期待できないことがあります。休み休みしかできないということであれば、薬物療法など別の治療方法のほうが効果的な場合がありますので、主治医や放射線治療医と、治療を開始する前によくご相談ください。
Q 病気が心配なので、CTを受けたいのですが全身を一度にとってもらうことは可能ですか。
A 技術的には可能ですが、CTで発見しやすい病気と発見しにくい病気があります。すべての病気がCTで発見できるわけではありません。早期の肺がんはCTで比較的見つけやすいがんで、CT検診は有用と報告されています。乳がん、胃がん、前立腺がん、大腸がん、子宮がんなどは単純CTで早期に発見することは困難です。すでになんらかの症状がある方、あるいはCTで見つけにくい病気が心配という方は、医師に相談して、内視鏡や血液検査などそれぞれの病気に最適な検査を受けることをお勧めします。
Q 以前肺腫瘍の手術をして、術後5年間は半年に1回CTを受けていました。術後6年以上になりますが、放射線の影響が気になっています。
A 当センターでは、肺がんの手術を受けた方は半年に1回程度CTなどで局所の再発や転移をチェックさせていただいています。万が一再発が発見された場合に、抗がん剤や放射線治療など、次の治療を追加するかどうか、より早く検討するためです。1回の胸部CTの被ばくは10mSv前後です。広島、長崎の原爆被爆者の追跡調査で、100mSv以下では放射線によりがんによる死亡が増えるという明確な根拠はありません。一般的に放射線の影響は、1回に多量の放射線をあびた場合がより影響が大きく、同じ線量でも分割して照射された場合にはその影響は少なくなります。また全身に照射した場合のほうが、からだの一部だけ被ばくしたより影響が大きくなります。したがって、100mSvを1回に全身に被ばくした場合と、半年に1回、からだの一部について10mSvずつCTで被ばくした場合とを比較すれば、CTのほうが、はるかに影響が少ないと推定されます。これから、CTの放射線被ばくで、新たにがんができることはないと考えられます。ただし、肺がんで手術を受けた方の4-6%に、第2、第3の肺がんが発生することが知られています。つまり、手術後にCTを受けた影響でがんになるとは考えられませんが、今後絶対がんにならないということではありません。

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