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呼吸器内科のリアルと
未来のある場所
神奈川県立循環器呼吸器病センター(以下、循呼センター)呼吸器内科ホームページに訪問いただきありがとうございます。このホームページでは循呼センター呼吸器内科の特徴や魅力をより具体的に明確にお伝えします。
新型コロナウイルスや専攻医を取り巻く環境の変化によって呼吸器内科医師の置かれる状況は非常に不安定になっています。大変な今だからこそ、各呼吸器内科医師が安心して日常診療に従事できる安全な環境をしっかりと準備するべきです。そして、日々の知見と研究の成果を発揮して呼吸器内科の未来に貢献することが私達の使命と考えます。当科が基本理念の「患者さんと家族の方に信頼され、安心していただける心あたたかい医療の提供」を実現し、新しい時代のニーズに応え続ける魅力的な病院であることをご紹介します。
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OB・OGアンケート
専攻医の先生方にとって実際にどんな魅力があるのか、循呼センター呼吸器内科の専攻医OB・OGにアンケートを行ないました。
アンケート結果から、以下の特徴的な3つの質問・回答をご紹介いたします。
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あなたが循呼センターに就職する前に呼吸器内科医師として悩んでいたことを教えてください
間質性肺炎をしっかりと学ぶ機会が無い
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あなたが循呼センターで一番叶えたい願望は何でしたか?
間質性肺炎に関する診断・治療・コンサルトをひと通り自分で出来るようになりたい
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循呼センターの強みとは何だと思いますか?
専門医・指導医が豊富である
循呼センター呼吸器内科では、専攻医の「間質性肺炎を学ぶ機会がない、専門医・指導医が充実した環境がない」という課題を解決したいと思っています。経験豊富な指導医による間質性肺炎に関する診断・治療・コンサルトのノウハウを提供し、専攻医の先生方の期待に応えられるよう努めて参ります。
FEATURES
循呼センターの魅力
循呼センター呼吸器内科には呼吸器専門医取得プログラムがあります。このプログラムが専攻医をはじめとする若手医師育成の柱です。私達が専攻医の先生方に準備し提供する強み・魅力は専門医プログラムだけではありません。例えばアンケート結果でも大きな特徴となって表われていた間質性肺炎のように、専攻医の先生方の期待にきっと応えられる充実のコンテンツをご紹介します。
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小倉高志先生
間質性肺炎の第一人者である小倉高志先生から直接ご指導頂けます。
圧倒的な量と高い質を兼ね備えたCRPT診断で間質性肺炎の診断・診療において日本を牽引しています。 -
間質性肺炎の診療
- 間質性肺炎の診療経験が豊富な指導医からのノウハウの伝授
- 間質性肺炎センターの専門外来で初診から診療を進め、診断・治療・コンサルトの体系的な流れを経験する
- 間質性肺炎の難解症例や重症例の治療方針をカンファレンスで相談し決定する
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間質性肺炎の診断
- 最新の気管支鏡検査・クライオバイオプシーで間質性肺炎の診断に迫る
- 豊富なVATS件数を活かし間質性肺炎の診断を学ぶ
- 充実したMDDカンファレンスに参加する(肺病理の専門家・武村民子先生と胸部画像の専門家・岩澤多恵先生も参加)
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間質性肺炎以外も充実
間質性肺炎のサポートと位置づけるには余りある高いレベルの内容です。呼吸器一般から専門性の高い分野まで、それぞれのプロフェッショナルが指導体制を整えています。例えば、肺癌、肺結核、喘息、COPD、睡眠時無呼吸症候群、肺高血圧、呼吸リハビリ、そして新型コロナウイルス感染症など、当センターの充実したコンテンツをご用意しています。
- 高い質を維持する肺癌診療は治験・臨床試験も経験できる
- 歴史ある結核診療の本場で肺結核の診断・治療を学ぶ
- 気管支喘息やCOPDなどcommon diseaseを自ら診断し治療を組み立て診療する
- 呼吸リハビリテーションを外来・入院ともに積極的に導入する
- 肺胞蛋白症の全肺洗浄などまれな疾患の診断や治療を経験できる
- しっかりした感染対策の元で安全に新型コロナウイルス感染症診療に携わる
- 週に一度のグループカンファで担当症例をシェア
以上の多岐にわたる呼吸器内科診療において、先生方が初めて経験することや自信の無い分野もあるかと思いますが、豊富な指導医・専門医がしっかりとサポートしますのでご安心ください。指導医と専攻医の距離の近い点も当科の魅力のひとつです。
MESSAGE
呼吸器内科医師からメッセージ
呼吸器内科医師からメッセージが届いています。
臨床と研究と教育と、呼吸器内科医師として携わる全てに熱い情熱を注ぐプロフェッショナルたちの声をお届けします。