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間質性肺炎外来

 間質性肺炎は、肺の間質(狭義には肺胞隔壁、広義には小葉間隔壁・気管支血管周囲を含む)を中心に炎症や線維化がおこる肺疾患の総称であり、疾患の種類は多彩で呼吸器疾患の中でも診断が難しいとされています。代表的疾患は特発性間質性肺炎、膠原病に合併した間質性肺炎、サルコイドーシス、過敏性肺炎(夏型、鳥飼病など)、放射性肺炎などがあります。イレッサなどの抗がん剤や抗リウマチ薬による薬剤性の間質性肺炎や、アスベストの吸入による職業性の間質性肺炎も、詳細な問診やHRCT (High Resolution CT) などの画像診断により診断されます。
 この原因の追究には、アレルギー性疾患、感染症、悪性疾患など幅広い知識が要求され、シャーロックホームズのような探偵さながらの鋭い洞察力が要求されます。当センターは関東近辺でも特に患者数が多く、診断の経験が豊富です。
 特に間質性肺炎外来では、間質性肺炎の経験豊富な呼吸器内科医が診療に当たっています。治療法の確立していない間質性肺炎もありますが、患者さんとの対話を重視して、十分なケアーをしていきます。特に診断の上で問診・身体所見を重視しています。
 更に、最終的な確定診断のために必要な気管支鏡検査や胸腔鏡下肺生検についても当センターは、豊富な症例数を経験しています。
 医療機関の先生方におかれましては、もし、間質性肺炎が疑われる患者さん(胸部レントゲンで両側性の浸潤影を示したり、抗生剤が効きにくかったり、背中で湿性ラ音を聴取する方)がいらっしゃいましたら、一度間質性肺炎外来に紹介していただけると幸いです。

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