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専門外来 禁煙外来

専門外来 禁煙外来Smoking cessation outpatient clinic

禁煙外来

現在、禁煙外来は中止しております。

禁煙治療薬の一剤が出荷停止、また、もう一剤が入荷困難なため中止しております。
また、禁煙治療薬の入荷見込みがないため、再開時期は未定です。

はじめに

近年、喫煙が肺がんだけでなく、全身のがんや動脈硬化性疾患を増加させることは、広く知れ渡ることとなりました。喫煙関連疾患と呼ばれるもののうち死に至る病の代表格は肺がん、心血管系障害(心筋梗塞や狭心症)、COPDの3つで、奇しくも当センターで診療している代表的疾患です。また、ここ数年、公共の場での禁煙が普及(当院でも敷地内禁煙となっています)してきていますが、喫煙者としては、本人の意思だけでの禁煙は困難を伴うのが普通です。

なぜ喫煙をやめられないのか

喫煙者の8割が「できることなら禁煙したい」けどやめられない。この理由として、条件反射(心理的要因)と、ニコチン中毒という側面があります。条件反射はタバコを吸う動作が習慣化してしまうものですが、ニコチン中毒はもっと強い要因です。ニコチンは脳に入り神経伝達物質として働き、興奮や鎮静、リラックスなど多方面の神経活動を作り出します。同時に自力で神経伝達物質をつくる能力を低下させます。この中毒は数週間から数年で形成されてしまうのです。

当センターでの禁煙支援について

禁煙の動機付けとして「喫煙によるリスク」を説明するとともに、禁煙の方法論を紹介します。ニコチン依存の評価の後、「ニコチン中毒」に対しては、ニコチン代替療法(ニコチンパッチ)を行うか、または禁煙補助薬(ニコチンを含まない飲み薬)を使用します。条件反射に対しては新しい条件反射づくりで対処するなど、コンビネーションによる禁煙支援を進めております。

禁煙外来・保険診療コースのご案内

当センターでは、呼吸器内科外来に禁煙治療の保険診療コースを開設しています。このコースは、ニコチン依存症で禁煙を希望している方を対象とした保険診療による禁煙治療プログラムです。当センターにおける禁煙治療プログラムは、12週間に5回の通院により、診察を行います。

保険診療コースの内容

(初回診療時にいずれかを選択)

禁煙補助薬 通院回数 費用(3割負担)
ニコチンパッチ 5回/12週 約15,000円
飲み薬 約20,000円

保険診療コースは毎週木曜日の午後に予約制で行っています。ご予約は電話、もしくは地域連携室で直接受け付けています。

初回予約電話番号(地域連携室)

045-701-9581(内2407)

注意事項

次の要件を全て充たす方が保険診療の対象となります。

  • ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)が5点以上
  • 1日の喫煙本数(本)×喫煙年数(年)が200以上
  • ただちに禁煙を希望しており、文書で禁煙治療に同意できること

※上記を充たしていても初回の医師診察の結果、保険診療とならない場合があります。