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「非小細胞肺癌(案件番号KCRC-22-0017)」(呼吸器外科)

「非小細胞肺癌(案件番号KCRC-22-0017)」(呼吸器外科)

「非小細胞肺癌(案件番号KCRC-22-0017)」(呼吸器外科)

臨床研究の名称 肺癌手術におけるNo-touch isolation techniqueとしての部分切除先行肺葉切除法の多施設共同後ろ向き観察研究(ILO2206/YCTS2201)
研究責任者の所属・氏名 呼吸器外科 部長 荒井 宏雅
研究の概要 【目的】
肺癌に対する気管支鏡検査や手術の際、癌組織への物理的負荷により転移を誘発している可能性が危惧されています。これを回避するためNo-touch isolation technique(以下NTIT)という方法が提案されています。手術において、癌の存在する肺葉の切除が標準術式です(例:右上葉切除術)。肺葉切除は心臓から当該肺葉へ流入・流出する肺動静脈を結紮・切離し、気管支を切断してから肺を摘出します。一般的には肺葉内に腫瘍が存在したまま、これらの手術手技を進めるため、腫瘍への物理的負荷が懸念されます。
NTITの一つとして、肺葉切除を行う際に腫瘍部分のみを先に切除(肺部分切除)し、その後で追加して肺葉切除を行う手法(部分切除先行肺葉切除法)が提唱されていますが、その有用性はまだ確立していません。この手法は手術に関する新たな開発などを要さずに比較的簡便に施行できる方法であるため、再発が抑制できれば非常に有用な手段となります。本研究では過去の手術情報をもとに、この手法で術後転移・再発を抑制できるかについて探索します。
【対象患者】
2017年1月から2018年12月の間に非小細胞肺癌の手術を受けた患者さん
【方法】
診療記録より以下の情報を収集し、特定の個人を識別できない状態で神奈川県立がんセンターに集約し、統計学的手法を用いて解析します。
【使用する情報】
患者背景(性別、年齢、既往歴、喫煙歴)、術前の病変情報(術前検査含む)、手術情報、術後経過(合併症、治療など)、病理組織学的所見、その後の経過
問い合わせ先 ※ 呼吸器外科 部長 荒井 宏雅
〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1
神奈川県立循環器呼吸器病センター
電話番号 045-701-9581 (代表)
受付時間 平日8:30~17:15

2022年12月作成

  • 研究に情報を提供したくない場合はお申し出ください。お申し出いただいても不利益を生じることはありません。上記の問い合わせ先までご連絡いただけましたら、その方の情報は本研究に利用しないようにいたします。
  • 問い合わせ先の担当者が不在の場合は、臨床研究室にお問い合わせください。