「心房細動(案件番号KCRC-23-0004)」(麻酔科)
臨床研究の名称 | 多剤耐性結核患者に対するリネゾリドとクロファジミンの有害事象の実態調査 |
---|---|
研究責任者の所属・氏名 | 呼吸器内科 部長 萩原 恵里 |
研究の概要 | 【目的】 現在の日本における多剤耐性結核治療は感受性のある(効き目のありそうな)薬剤5剤を使用し、長期間の治療を行っています。近年、海外においてそれ以外の薬剤を含む組み合わせにより短期間の良好な治療成績が報告されました。今後、その短期間の治療が一般的になっていくと予想されています。その組み合わせで使用する薬剤のうち、リネゾリドとクロファジミンはすでに日本で保険承認されていますが、日本人の副作用について実態調査はされていません。そのため、本研究では、全国の結核診療を行っている病院と連携し、多剤耐性結核の治療による上記2剤(いずれかまたは両方)の使用状況と副作用についての調査を行います。 【対象患者】 多剤耐性結核の治療として、2019年4月から2022年10月までの間に、リネゾリドもしくはクロファジミンのいずれか一方または両方を使用した患者さん 【方法】 上記の方を対象に下記情報を収集し、特定の個人を識別できない状態で、結核予防会結核研究所に集積し、適切に解析します。なお、本研究は結核療法研究協議会(結核病床を持つ医療機関を中心とした結核に関する共同研究を行ってきた研究団体)を主導として約18施設が参加して実施する予定です。 【使用する情報】 性別、生年月、身長、体重、診断時のレントゲン、喀痰塗抹検査所見、診断日、治療開始日、併存疾患、治療情報、有害事象、経過 |
問い合わせ先 ※ | 呼吸器内科 部長 萩原 恵里 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) 受付時間 平日8:30~17:15 |
臨床研究の名称 | 心房細動に対するアブレーション治療中の麻酔管理に関する研究 Protocolized vs manual anesthesia management |
---|---|
研究責任者の所属・氏名 | 麻酔科 医長 山本 匠 |
研究の概要 | 【目的】 心房細動に対するアブレーション治療を実施する際には、治療中の苦痛の緩和のため麻酔を行います。麻酔の方法には、ウトウトするくらいの鎮静から全身麻酔まであります。当院では、全身麻酔を行っておりますが、薬剤の組み合わせや投与量の調整は状況に応じて治療中に行っております。 治療中の麻酔薬の調整をより安定させるため、昨年より麻酔科医が一定の麻酔管理方法を作成し、運用を始めています。この研究では、従来の方法と現在の方法を比較し、より安全な方法を探索することを目的とします。 【対象患者】 2022年10月~2023年3月に当院で心房細動に対するアブレーション治療を初めて受けた患者さん 【方法】 上記の患者さんを対象に下記情報を収集し後方視的に解析します。 【使用する情報】 身長、年齢、性別、心房細動の分類、基礎疾患、心エコー検査、内服薬、採血結果、処置中の経過、バイタルデータ、呼吸器の設定、治療後の経過 |
問い合わせ先 ※ | 麻酔科 医長 山本 匠 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) 受付時間 平日8:30~17:15 |
2023年6月作成
- 研究に情報を提供したくない場合はお申し出ください。お申し出いただいても不利益を生じることはありません。上記の問い合わせ先までご連絡いただけましたら、その方の情報は本研究に利用しないようにいたします。
- 問い合わせ先の担当者が不在の場合は、臨床研究室にお問い合わせください。