1階南病棟
対応する診療科 | 呼吸器内科(結核・COVID-19) |
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当部署の役割
1南病棟は結核とCOVID-19の治療を対象とした病棟です。構造的な特徴は病棟全体が陰圧に設定されており、結核をはじめ様々な感染性疾患が受入れられるような設備となっています。結核の空気感染やCOVID-19の飛沫感染など感染経路別の予防対策が重要となります。感染性疾患のため病状に対する不安や、隔離された環境に対するストレスを生じやすいことから、早期から疾患や治療、感染予防行動の重要性などが理解できるように関わり、精神的な支援も看護の重要な役割のひとつとなります。
特長
COVID-19の入院患者は、免疫力が低下した高齢者が多く、重症化リスクがあるため、異常の早期発見に努めています。結核は長期に及ぶ薬物治療が必要となるため、副作用の観察や、適切な内服管理が重要となります。体力や免疫力低下により再発することもあるため、体力の維持に努める指導も必要です。療養環境においては、外部との遮断により閉塞感や孤独感によるストレスが高まりやすいため、患者さんの言葉に耳を傾け、寄り添えるように支援しています。長期入院による身体的・精神的な弊害を考慮し、より良い看護が提供できるように努めています。
職場づくりや人材育成について
スタッフ間で気軽に意見を交わし、コミュニケーションが活発にできることを大切にしています。風通しの良い職場づくりを通して心理的安全性が保たれ、スタッフが自分の意見や考えを積極的に語り合うことがチームワークの醸成となり、質の高い看護が提供できると考えています。ベテランから若手まで人材が豊富なため、これまでの知識や技術における経験値と新しい知識を互いに教え伝え合う共育の精神で、それぞれが成長できる環境にあると思います。
入職を考えている皆様にメッセージ
ベテランから若手まで幅広い年齢層のスタッフが勤務しており、とても明るく活気がある病棟です。また、自分の考えや気持ちを安心して発言できる職場風土があります。入院患者さんは高齢者も多く、入院期間中にADLや認知機能が低下しないように関わっていきます。感染性疾患や高齢者への看護に興味のある方はぜひ私たちと一緒に働きませんか。