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腹部大動脈瘤

腹部大動脈瘤とは?

 動脈瘤とは、血管の壁が薄くなって大きく膨らんでくる病気をいい、ほとんどが無症状ですが、将来破裂することにより命を失う危険性がある恐ろしい病気です。風船のように膨らむもの(嚢瘤)から、全体的に膨らむもの(紡錘状瘤)まであります。
 主な原因は動脈硬化です。動脈硬化が太い血管で起こると、血管の壁が劣化し、血圧に負けて膨らむのです。
 腹部にできるものを腹部大動脈瘤といい、紡錐状の場合は血管横経が5cm以上になると、破裂する可能性があります。小柄な人では4cmでも破裂の可能性があります。

手術

 手術方法は胸部大動脈瘤と同じ人工血管置換術ですが、腹部大動脈瘤の手術では、人工心肺などの補助手段が必要ありません。この点、高齢者でも手術可能です。

 腹部大動脈瘤も破裂による緊急手術の成績は不良で35~50%の死亡率が報告されています。そのため、破裂する前に発見して的確な手術時期を決める必要があります。

腹部大動脈瘤 動脈瘤を切除し、人工血管を置換
腹部大動脈瘤 動脈瘤を切除し、人工血管を置換

 診療実績は、心臓血管外科をご覧ください。

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