「間質性肺炎(案件番号KCRC-18-0036)」(呼吸器内科)
臨床研究の名称 | 間質性肺炎患者の発癌に関与する末梢血中の液性因子プロファイルの探索 |
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研究責任者の所属・氏名 | 呼吸器内科 医長 関根 朗雅 |
研究の概要 | 【目的】 間質性肺炎の患者さんは、経過中に高率に肺がんを発症することが知られていますが、その発見や治療が難しいことから予後が悪い原因の一つとなっています。その治療に役立てるために、この研究では、間質性肺炎患者さんにおける発癌に関与する血液中の液性因子を解明することを目的としています。 【対象患者】 2007年1月から2018年10月までの間に間質性肺炎のために受診した方のうち、将来の追加検査等を目的として血液の凍結保存をされている患者さん 【方法】 上記の患者さんを対象に下記の情報及び病理組織を収集し、匿名化した上で久留米大学に送付し解析を行います。血液検体については匿名化した上で、神奈川県立がんセンターにて測定した結果を久留米大学に送り、他の情報と併せて解析を行います。 【使用する情報】
過去の通常診療で採取された検体を利用させて頂くため、この研究に伴って新たに生じる身体への危険はありません。ただし、過去に採取した組織が小さい場合または保存している血液が少ない場合、この研究での使用によって量が更に少なくなったり消失したりする可能性があり、その後の追加検査に支障が生じたり追加検査が出来なくなることが稀にあります。 |
個人情報の保護に関して | 調査内容につきましては、プライバシー保護に十分留意して扱います。情報が個人を特定する形で公表されたり、第三者に知られたりするなどのご迷惑をおかけすることはありませんのでご安心ください。 |
問い合わせ先 ※ | 呼吸器内科 医長 関根 朗雅 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) |
- 研究に試料・情報を提供したくない場合はお申し出ください。お申し出いただいても不利益を生じることはありません。上記の問い合わせ先までご連絡いただけましたら、その方の試料・情報は本研究に利用しないようにいたします。
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