「膠原病を合併した過敏性肺臓炎(案件番号KCRC-22-0006)」(呼吸器内科)
臨床研究の名称 | 線維性過敏性肺炎と膠原病合併に関する研究 |
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研究責任者の所属・氏名 | 呼吸器内科 部長 馬場 智尚 |
研究の概要 | 【目的】 間質性肺疾患(間質性肺炎や肺線維症)には多くの疾患が含まれますが、診断は必ずしも容易ではありません。特に、原因不明とされる特発性間質性肺炎、特発性肺線維症の診断時にはかならず、過敏性肺炎、膠原病の可能性を考慮しなければなりません。また後で膠原病が明らかになってくる場合もあります。この研究では、膠原病を合併あるいは経過中に膠原病を認めた線維性過敏性肺炎(慢性過敏性肺炎)について臨床・画像・病理学的な特徴を明らかにします。 【対象患者】 2007年4月から2018年11月までに線維性過敏性肺炎(慢性過敏性肺炎)と診断された患者さんの中で、同時に膠原病と診断された、もしくは経過中に膠原病が出現した患者さん 【方法】 日常の診療過程で得られた臨床情報、胸部画像、肺組織などを特定の個人を識別することができない状態の電子データにして、研究主施設である国立病院機構近畿中央呼吸器センターに送ります。呼吸器内科・放射線科・病理・膠原病内科の専門家が集まってこれらのデータを検討します。意義のある結果が得られた場合、学会や論文で発表させていただく予定です。 【使用する情報】 患者背景(イニシャル、性別、生年月、職歴、喫煙歴、合併症、家族歴等)、診断方法、症状・所見、検査結果(血液、肺機能、血液ガス、6分間歩行試験、気管支肺胞洗浄)、治療情報、経過、画像データ(レントゲン・CT)、肺病理標本バーチャルデータ等 |
問い合わせ先 ※ | 呼吸器内科 部長 馬場 智尚 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) 受付時間 平日8:30~17:15 |
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