「肺癌(疑いも含む)(案件番号KCRC-22-0022)」(呼吸器内科)
臨床研究の名称 | Optellum GGO 収集 (Optellum GGO collection) |
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研究責任者の所属・氏名 | 呼吸器内科 医長 丹羽 崇 |
研究の概要 | 【目的】 英国にあるOptellum社のICP-CNNというCT画像で肺癌の可能性を予測するために開発されたAI(人工知能)ソフトウェアは、対象となる患者さんの経過観察や治療についての医師の決定に役立つことが知られています。 しかし現在の所、このAIソフトウェアは、CT画像のすりガラス陰影では有効性が実証されていません。そこで、日本人のCT画像でのすりガラス陰影とその診断結果を収集し、深層学習(ディープ・ラーニング)という手法を用いてICP-CNNですりガラス陰影の診断が可能になるように検討する研究を行うことになりました。 【対象患者】 2015年1月から2024年3月までに受けたCT撮影の画像所見で、すりガラス陰影が見られ肺癌が疑われた患者さん 【方法】 上記の方を対象に下記情報を収集し、特定の個人を識別できない状態でOptellum社(英国)に提供し、検討します。なお、この研究はOptellum社との共同研究として当センターの他、日本の数施設においても同様に実施される予定です。 【使用する情報】 CT画像、CT撮影日、撮影パラメータ、性別、年齢、結節情報(場所、サイズ、減衰、悪性度、診断方法、診断日、病期分類、病理組織診断、遺伝子変異)、生年、民族性、喫煙歴、喫煙情報、COVID状況、治療概要、臨床因子(家族歴、既往歴など)、CT読影所見、その他データ収集に関連するコメント 【情報提供の開始予定日】 2023年4月開始予定 【研究代表者および所属機関】 Optellum社(英国) 臨床研究開発担当副社長 ジョナサン・ワトキンス博士 |
問い合わせ先 ※ | 呼吸器内科 医長 丹羽 崇 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) 受付時間 平日8:30~17:15 |
2024年4月作成
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