「家族性間質性肺炎(案件番号KCRC-23-0005)」(呼吸器内科)
臨床研究の名称 | 家族性間質性肺炎の臨床画像病理学的検討 |
---|---|
研究責任者の所属・氏名 | 呼吸器内科 部長 馬場 智尚 |
研究の概要 | 【目的】 複数の間質性肺炎患者が一家族内に認められる場合、家族性間質性肺炎であると考えます。家族性間質性肺炎の特徴は未だ十分に検討されていません。また、同一家系内でも多様性が見られます。今回の研究では、家族性間質性肺炎の臨床・画像・病理学的な特徴を明らかにして、適切な診療管理に結びつけることを目的にしています。 【対象患者】 当院通院中の間質性肺炎患者さんのうち、ご家族も間質性肺炎で当院に通院中の患者さん。間質性肺炎と診断されているご本人とご家族共に本研究の対象者となります。 【方法】 診療の過程において得られた臨床・画像・病理情報を個人が特定できないように匿名化し、国内の研究施設※に集積します。その情報をもとに呼吸器内科・放射線科・病理医による間質性肺炎の病型診断などを行い、特徴をとらえます。 ※情報の提供先 臨床情報:慈山会医学研究所付属坪井病院 画像情報:関西ろうさい病院 病理情報:日本医科大学付属病院 【使用する情報】 臨床情報:性別・年齢・喫煙歴・既往歴・家族歴・診断日・症状・身長・体重・BMI(体格指数)・SpO2・検査結果(血液検査や動脈血液ガスデータ・呼吸機能・気管支肺胞洗浄液)・経過など 画像情報:胸部単純X線・CT画像 病理情報:病理標本画像データ 【提供の開始予定日】 2023年7月開始予定 【研究代表者および所属機関】 慈山会医学研究所付属坪井病院 呼吸器内科 杉野圭史 【共同研究機関】 坪井病院、京都大学病院、福島県立医科大学、神奈川県立循環器呼吸器病センター、公立陶生病院、東京医科歯科大学、日本赤十字社医療センター、順天堂大学医学部附属浦安病院、東邦大学大森病院、近畿中央呼吸器センター、福井大学、国立国際医療研究センター、杏林大学医学部付属病院、JR東京総合病院、埼玉県立循環器・呼吸器病センター、国立病院機構東京病院、日本医科大学付属病院、国立病院機構仙台医療センター、神戸大学、関西ろうさい病院 |
問い合わせ先 ※ | 呼吸器内科 部長 馬場 智尚 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) 受付時間 平日8:30~17:15 |
2023年6月作成
- 研究に情報を提供したくない場合はお申し出ください。お申し出いただいても不利益を生じることはありません。上記の問い合わせ先までご連絡いただけましたら、その方の情報は本研究に利用しないようにいたします。
- 問い合わせ先の担当者が不在の場合は、臨床研究室にお問い合わせください。