「心房細動(案件番号KCRC-23-0014)」(循環器内科)
臨床研究の名称 | アブレーション治療を予定された心房細動患者における心アミロイドーシスの有病率:心臓MRIによる検討 |
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研究責任者の所属・氏名 | 循環器内科 医師 加藤 真吾 |
研究の概要 | 【目的】 心臓アミロイドーシスとは、アミロイドと呼ばれる異常なタンパク質が心臓に沈着し心臓の機能が低下する病気であり、近年、新たな治療法が開発され、注目を浴びています。心臓アミロイドーシスに罹っている患者さんのうち心房細動の頻度は40-50%と高く報告されていますが、心房細動患者さんのうち心臓アミロイドーシスに罹っている患者さんの頻度についてはデータが限られています。 心臓MRIは、心筋の組織的特性を評価するための画像診断法であり、多くの心筋症の診断に有用で、心臓アミロイドーシスの診断にも有用であると報告されています。 本研究の目的は、アブレーション治療を受けた患者さんにおいて心臓アミロイドーシスと診断された方またはその疑いと言われた方がどれくらいいるか、またその特徴的な所見について、心臓MRIを用いて評価することです。 【対象患者】 2019年5月から2023年7月にアブレーション治療を受けた方のうち、アブレーション治療前に心臓MRIの撮影を行った患者さん 【方法】 上記の方を対象に、下記情報を収集し評価します。 【使用する情報】 MRIの画像所見(シネMRI、遅延造影MRI、ECV値)。電子カルテの診療情報、心電図、血液検査などのデータ。 【使用の開始予定日】 2023年9月1日開始予定 |
問い合わせ先 ※ | 循環器内科 医師 加藤 真吾 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) 受付時間 平日8:30~17:15 |
2023年7月作成
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