「間質性肺炎合併肺癌(案件番号KCRC-23-0021)」(呼吸器内科)
臨床研究の名称 | 間質性肺炎合併非小細胞肺癌に対するカルボプラチン+パクリタキセル/nab-パクリタキセル リチャレンジの有効性の検討 |
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研究責任者の所属・氏名 | 呼吸器内科 医師 藤本 一志 |
研究の概要 | 【目的】 間質性肺炎合併非小細胞肺癌の患者さんに対する薬物療法は、薬剤性肺障害のリスクから治療選択肢が非常に限られております。本研究では、このような患者さんに対してカルボプラチン+パクリタキセル療法もしくはカルボプラチン+nab-パクリタキセル療法のリチャレンジの有効性を解析することで、同治療の妥当性を検討する事を目的としております。 【対象患者】 カルボプラチン+パクリタキセル療法又はカルボプラチン+nab-パクリタキセル(アブラキサン)療法で1次治療が行われ、かつ2018年1月から2022年12月までの間に同一レジメンによるリチャレンジ治療が実施された間質性肺炎合併非小細胞肺癌の患者さん 【方法】 診療録に記載されている以下の情報を収集し、千葉大学大学院医学研究院呼吸器内科学医局にて保管や治療効果についての解析を実施します。収集した情報については氏名や患者IDなどの患者個人を特定できる個人情報は削除し、各研究対象者に対して施設毎の研究用番号を付して管理を行います。各施設においては、研究用番号個人識別情報の対応表を作成し、個人を特定できない状態に加工した情報を、電子ファイルの状態で提供します。 【使用する情報】 年齢、性別、喫煙歴、ECOG-PS、病歴、肺癌の組織型および病期、身体所見、血液検査所見、呼吸機能検査所見、画像検査所見、化学療法の経過(治療効果や有害事象とその重症度などを含む)、治療後の経過など 【個人情報の取り扱い】 本研究で得られた個人情報は、匿名化して管理し外部に洩れることのないように厳重に管理します。研究成果の発表にあたっては、患者さんの氏名などは一切公表しないこととします。データ等は、千葉大学大学院医学研究院呼吸器内科学研究室の鍵のかかる保管庫で保管します。 【提供の開始予定日】 2024年1月開始予定 【研究代表者および所属機関】 千葉大学医学部附属病院呼吸器内科 鈴木 拓児 【共同研究機関】 千葉大学医学部附属病院、船橋市立医療センター、神奈川県立循環器呼吸器病センター、近畿中央呼吸器センター |
問い合わせ先 ※ | 呼吸器内科 医師 藤本 一志 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) |
2023年12月作成
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