「肺癌(案件番号KCRC-23-0024)」(呼吸器内科)
臨床研究の名称 | 術後に上肺野線維化病変が出現した患者における術後胸水の意義について |
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研究責任者の所属・氏名 | 呼吸器内科 医長 関根 朗雅 |
研究の概要 |
【背景】 以前に我々は、肺がん術後の術側に「上肺野線維化病変」が出現することを報告しています。この病態が出現しやすい特徴としては、「男性」「肺葉切除」「低肺機能」であることが判明しています。さらに、「上肺野線維化病変」が出現した患者さんでは、術後半年時点で術側胸水が有意に多いことが分かっています。しかしながら、術後半年の時点で胸水を有していても、「上肺野線維化病変」が出現しない患者さんもいます。このため、この「上肺野線維化病変」の出現における術後胸水の意義は、よく分かっていません。本検討では術後胸水を認める患者さんを対象に、その後の「胸水」や「胸膜」の変化を調べ、どのような患者さんに「上肺野線維化病変」が出現するかを明らかにします。 【対象患者】 当院で2008年から2020年までの間で根治的外科切除の手術を受けた方のうち、術後半年の時点で術側胸水を認めた患者さん 【方法】 上記の方を対象に下記情報を収集し、胸水の残存率、肺尖部以外の胸膜肥厚の出現の有無等を中心に検討します。 【使用する情報】
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問い合わせ先 ※ | 呼吸器内科 医長 関根 朗雅 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) |
2024年1月作成
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