「間質性肺炎(案件番号KCRC-24-0008)」(放射線科)
臨床研究の名称 | 高精細CTの分解能及び再構成関数が間質性肺炎の画像評価に与える影響 ~外科的生検症例での検討~ |
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研究責任者の所属・氏名 | 放射線科 部長 岩澤 多恵 |
研究の概要 | 【目的】 間質性肺炎の診断のための検査の一つに外科的肺生検があり、採取した肺組織により病理検査を行います。その病理所見は診断に有用ですが、身体的なリスクにより外科的肺生検等の肺組織を採取する検査が受けられない患者さんがいます。そのため、この研究ではCT画像の診断精度の向上を目指すために、すでに外科的肺生検を受けた患者さんの肺組織を撮影したCT画像と病理検査で使用した肺組織標本を直接比較して、実際に肺組織標本の病理所見がCT画像でどのように見えるかを検討します。また、外科的肺生検前に撮影したCT画像についても比較し、切除前の見え方について検討します。 【対象患者】 2018年10月から2024年6月までに高精細CT撮影を受けた方のうち、外科的肺生検を受けた患者さん 【方法】 上記の患者さんを対象に下記情報を収集し、当センターとキヤノンメディカルシステムズ株式会社でCT画像の再構成を行い、当センターにおいてCT画像と病理所見について比較検討します。なお、CT画像は個人を特定できない状態にした上でキヤノンメディカルシステムズ株式会社に送り、画像の再構成を行います。キヤノンメディカルシステムズ株式会社にはCT画像以外は送りません。 【使用する情報】 患者背景(年齢、性別、喫煙歴など)、CT画像データ、呼吸機能検査、病理標本画像および病理所見、診断名など 【情報の使用開始予定日】 2024年8月開始予定 【研究代表者および所属機関】 神奈川県立循環器呼吸器病センター 放射線科 部長 岩澤 多恵 【共同研究機関】 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 |
問い合わせ先 ※ | 放射線科 部長 岩澤 多恵 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) 受付時間 平日8:30~17:15 |
2024年6月作成
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