「肺MAC症(案件番号KCRC-24-0021)」(呼吸器内科)
臨床研究の名称 | 胃液抗酸菌培養結果による肺Mycobacterium avium complex症の診断の検討 |
---|---|
研究責任者の所属・氏名 | 呼吸器内科 医師 大熊 尭 |
研究の概要 | 【目的】 肺Mycobacterium avium complex(MAC)症の診断において従来気管支鏡検査や喀痰抗酸菌培養での2回以上陽性であることが診断基準となっていましたが、今後の診断基準に胃液培養結果が組み込まれることが予想されています。そこで本研究では胃液培養で診断しうる患者さんがどの程度存在するか、また従来の診断での患者さんとの経過の違いはあるか、などを検討します。さらにこれらの患者さんの患者背景、治療導入の割合や菌陰性化率など臨床的特徴を明らかにします。 【対象患者】 2008年11月~2022年11月までに当院で実施された胃液抗酸菌検査でMACが検出された患者さん 【方法】 上記の患者さんを対象に下記情報を収集し検討します。 【使用する情報】 胃液培養でMACが検出された時の患者背景(年齢・性別・体重・合併症)・画像所見(CT)・抗MAC抗体所見(血液検査)・細菌検査(喀痰検査、胃液、気管支洗浄液)・治療内容・転帰など 【情報使用の開始予定日】 2024年9月開始予定 |
問い合わせ先 ※ | 呼吸器内科 医師 大熊 尭 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) |
2024年8月作成
- 研究に試料・情報を提供したくない場合はお申し出ください。お申し出いただいても不利益を生じることはありません。上記の問い合わせ先までご連絡いただけましたら、その方の試料・情報は本研究に利用しないようにいたします。
- 問い合わせ先の担当者が不在の場合は、臨床研究室にお問い合わせください。