「冠動脈疾患(案件番号KCRC-25-0001)」(循環器内科)
臨床研究の名称 |
冠動脈疾患患者もしくは疑い患者における心臓MRIのCoronary Flow Capacityの予後予測に関する検討 |
研究責任者の所属・氏名 |
循環器内科 医師 加藤 真吾 |
研究の概要 |
【目的】 我々は先行研究において心臓MRIで評価した冠血流予備能(CFR)が冠動脈疾患患者さんの経過を予測できることを報告しました。しかし、安静時と負荷時の両方で血流が障害されている場合においてはCFRでは判断できません。そこで、心筋PETの研究において有用性が報告されたCoronary flow capacity(CFC)に注目し、CFCはCFRと負荷時の心筋血流量を組み合わせて評価することから、それを心臓MRIに応用することで冠動脈疾患のリスクが高い患者さんを評価できるのではないかと考えました。 本研究の目的は当院で心臓MRIを撮影した冠動脈疾患もしくは疑い患者さんを対象に撮影済みのMRIを解析してCFCを測定し、心血管イベント発症との関連性を調査することです。 【対象患者】 2009年4月から2024年5月までに当院で心臓MRIを撮影した冠動脈疾患もしくはその疑いの患者さん 【方法】 MRI画像を解析して心筋血流の指標のCFCを測定し、画像所見と臨床情報の関連性を調査します。 【使用する情報】 心臓MRI、心電図、心エコー、心臓カテーテル検査の所見、症状、血液検査(BNP, トロポニンなど)、予後など 【使用の開始予定日】 2025年4月開始予定
|
問い合わせ先 ※ |
循環器内科 医師 加藤 真吾、部長 福井 和樹 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) |
2025年3月作成
- 研究に情報を提供したくない場合はお申し出ください。お申し出いただいても不利益を生じることはありません。上記の問い合わせ先までご連絡いただけましたら、その方の情報は本研究に利用しないようにいたします。
- 問い合わせ先の担当者が不在の場合は、臨床研究室にお問い合わせください。