「特発性肺線維症(案件番号KCRC-25-0003)」(呼吸器内科)
臨床研究の名称 |
特発性肺線維症における6MWTの意義 |
研究責任者の所属・氏名 |
呼吸器内科 医長 奥田 良 |
研究の概要 |
【目的】 特発性肺線維症では病態進行や予後の予測に努力性肺活量が有効であることがわかっております。一方で努力性肺活量が5%や10%低下するにはある程度の病態の進行が必要です。努力性肺活量の低下を予測する検査があれば、より早期から病態進行の予測が可能となります。我々は、6分間歩行試験はより早期から変化がとらえられると予測しました。 この研究では特発性肺線維症において、診断時の6分間歩行試験の結果と診断後の努力性肺活量の推移の関連を調査します。 【対象患者】 2005年1月から2024年12月までに特発性肺線維症と診断された患者さん 【方法】 上記の方を対象に下記情報を収集し調査します。 【使用する情報】 診断名、年齢、性別、喫煙歴、BMI(体格指数)、6分間歩行試験、血液ガス、血液検査結果(間質性肺炎マーカー、IgG抗体)、病理組織所見、気管支肺胞洗浄液、肺機能検査結果、HRCT画像、急性増悪発症の有無・時期および経過、治療情報など 【使用の開始予定日】 2025年5月開始予定
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問い合わせ先 ※ |
呼吸器内科 医長 奥田 良 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) |
2025年3月作成
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