「経皮的冠動脈形成術(PCI)を受けた方(案件番号KCRC-25-0005)」(放射線技術科)
臨床研究の名称 |
デバルキングデバイスを使用した経皮的冠動脈形成術(PCI)の職業被ばくの調査 |
研究責任者の所属・氏名 |
放射線技術科 主任診療放射線技師 川崎 稔生 |
研究の概要 |
【目的】 経皮的冠動脈形成術(PCI)はX線を照射して得られる画像を利用して治療を行う手技です。そのためPCIでは、患者さんだけでなく、実施する医師や放射線技師等も被ばくします。しかし、患者さんの被ばく量についての報告はありますが、デバルキングデバイス(石灰化病変を除去もしくは破砕するための器具)を使用したPCIを実施する医師や放射線技師等の職業被ばく量についての報告は多くありません。この研究では、PCI実施時の職業被ばく量を調査し、さらなる被ばく低減の方法・対策を検討することを目的とします。 【対象患者】 2020年10月から2025年10月までに当センターでデバルキングデバイス(ROTABLATOR、IVL)を使用した経皮的冠動脈形成術(PCI)を受けた患者さんの情報を使用します。 【方法】 PCI時の下記データを電子カルテ、PACS(医療用画像管理システム)、動画サーバー、線量管理システム等から収集し、平均値、中央値、最大値・最小値などの統計データを算出し、医師や放射線技師等の被ばく線量調査を行います。 【使用する情報】 年齢、体型(身長、体重など)、透視時間、撮影時間、透視条件、撮影条件、アーム角度、PCIの内容、実施件数など被ばくに関連のある情報 【情報使用の開始予定日】 2025年6月開始予定
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問い合わせ先 ※ |
放射線技術科 主任診療放射線技師 川崎 稔生 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) |
2025年5月作成
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