「過敏性肺炎(案件番号KCRC-25-0009)」(呼吸器内科)
臨床研究の名称 |
線維性過敏性肺炎における外科的肺生検とクライオ肺生検の診断有用性の検討 |
研究責任者の所属・氏名 |
呼吸器内科 医師 大熊 尭 |
研究の概要 |
【目的】 過敏性肺炎はびまん性肺疾患の中でも重要な疾患の1つであり、特に線維性(慢性)過敏性肺炎は、特発性肺線維症との鑑別も難しく、またその経過も良くないとされています。線維性過敏性肺炎の診断において外科的肺生検が有用とされていますが、クライオ肺生検で診断される症例もあり、特に当院においては多分野(呼吸器内科医・放射線科医・病理医)による集学的検討(MDD)を行い、より正確な診断を行っています。そこで今回、外科的肺生検とクライオ肺生検による線維性過敏性肺炎診断症例の特徴を調査し、クライオ肺生検における有用性について検討を行います。 【対象患者】 2005年1月から2023年9月の間に線維性過敏性肺炎と診断された患者さん 【方法】 上記の方を対象に下記情報を収集し検討します。 【使用する情報】 ・基本情報(年齢、性別、喫煙歴、身体所見など) ・検査所見に関する情報(血液検査、CT画像・所見、肺機能検査、病理学的所見など) ・治療に関する情報(症状、治療内容、治療経過) 【情報使用の開始予定日】 2025年7月開始予定
|
問い合わせ先 ※ |
呼吸器内科 医師 大熊 尭 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) |
2025年6月作成
- 研究に情報を提供したくない場合はお申し出ください。お申し出いただいても不利益を生じることはありません。上記の問い合わせ先までご連絡いただけましたら、その方の情報は本研究に利用しないようにいたします。
- 問い合わせ先の担当者が不在の場合は、臨床研究室にお問い合わせください。