「線維性過敏性肺炎(案件番号KCRC-25-0010)」(呼吸器内科)
臨床研究の名称 |
線維性過敏性肺炎に対する短期ステロイドパルス療法の有用性 |
研究責任者の所属・氏名 |
呼吸器内科 医師 松浦 啓吾 |
研究の概要 |
【目的】 線維性過敏性肺炎に対する治療として、ステロイド投与が広く行われています。一方でステロイドの有効性を検証した報告は少なく、ステロイドの投与量や投与期間については明確に定まったものはありません。高用量のステロイドを3日間行い、その後のステロイド点滴や内服を行わない、もしくは少量のステロイドを内服する方法(短期ステロイドパルス療法)は、ステロイドの投与期間を短くすることで副作用が出現するリスクを低減できる可能性があります。 この研究では線維性過敏性肺炎に対する短期ステロイドパルス療法の有効性と安全性を調査します。 【対象患者】 2005年1月から2025年3月までに線維性過敏性肺炎と診断された患者さん 【方法】 上記の方を対象に下記情報を収集し調査します。 【使用する情報】 診断名、年齢、性別、喫煙歴、BMI(体格指数)、6分間歩行試験、血液ガス、血液検査結果(間質性肺炎マーカー、IgG抗体)、病理組織所見、気管支肺胞洗浄液、肺機能検査結果、HRCT画像、急性増悪発症の有無・時期および経過、治療情報など 【情報使用の開始予定日】 2025年7月開始予定
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問い合わせ先 ※ |
呼吸器内科 医師 松浦 啓吾 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) |
2025年6月作成
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