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「非虚血性心筋症(案件番号KCRC-25-0015)」(循環器内科)

「非虚血性心筋症(案件番号KCRC-25-0015)」(循環器内科)

「非虚血性心筋症(案件番号KCRC-25-0015)」(循環器内科)

臨床研究の名称 非虚血性心筋症患者における心臓MRIT2 mapping/ECVの臨床的有用性に関する検討
循環器内科 医師 加藤 真吾
研究の概要

【目的】
心臓の筋肉は、病気によってさまざまな変化を起こします。例えば、炎症があると水分が増えてむくみ(浮腫)が起こり、長く続くと線維化(硬くなる変化)が進みます。また、アミロイドーシスという病気では、特殊なたんぱく質が心臓にたまり、心臓の動きが悪くなります。
従来の検査では、こうした変化を区別したり、どのくらい進んでいるかを正確に測ることは難しい場合がありました。心臓MRIは放射線を使わずに心臓の構造や状態を詳しく調べられる検査で、その中でも「T2マッピング」は心筋の水分量や炎症を、「ECV(細胞外容積率)」は線維化やたんぱく質の沈着などの変化を数値で表すことができます。
しかし、T2ECVをそれぞれ単独で見ると、似たような数値変化を示す病気があり、原因を特定しにくいことがあります。本研究では、このT2ECVを組み合わせて評価することで、病気の種類や状態をより正確に分類できるか、そして将来の病状の悪化や入院などを予測できるかを検証します。
【対象患者】
2009年4月から20248月までに当院でT2マッピング/ECVを含む心臓MRIを撮影した非虚血性心筋症の患者さん
【方法】
MRI画像を解析してT2マッピング/ECVを解析し、画像所見と臨床情報の関連性を調査します。
【使用する情報】
心臓MRI、心電図、心エコー、心臓カテーテル検査の所見、症状、血液検査(BNP, トロポニンなど)、患者背景(年齢、性別、既往歴など)、経過など
【情報使用の開始予定日】
2025年9月開始予定

問い合わせ先 ※ 循環器内科 医師 加藤 真吾、部長 福井 和樹
〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1
神奈川県立循環器呼吸器病センター
電話番号 045-701-9581 (代表)

2025年8月作成

  • 研究に情報を提供したくない場合はお申し出ください。お申し出いただいても不利益を生じることはありません。上記の問い合わせ先までご連絡いただけましたら、その方の情報は本研究に利用しないようにいたします。
  • 問い合わせ先の担当者が不在の場合は、臨床研究室にお問い合わせください。