「肺癌(案件番号KCRC-25-0016)」(放射線科)
臨床研究の名称 |
単純CTによる肺血管の評価についての研究 |
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放射線科 医長 松下 彰一郎 |
研究の概要 |
【目的】 肺癌手術の術前に肺内の血管の走行を正確に把握することは安全な手術のために不可欠です。従来は造影剤を使ったCT(造影CT)で血管を評価してきました。本研究は、造影剤を使わない単純CTでどこまで正確に肺動脈、静脈を評価できるか、検討します。 【対象患者】 2021年8月から2022年12月までに当センター呼吸器外科で肺癌手術を受けた方のうち、術前3か月以内に当センターで単純CTと造影CTの両方のCT検査を受けられた患者さん 【方法】 単純CT、造影CTのそれぞれの3次元画像を作成し、放射線科医、呼吸器外科医が比較検討し、単純CTでも造影CTと同じように評価できるか検討します。 【使用する情報】 患者背景(年齢、性別、身長、体重、喫煙歴、既往歴など)、診断名(肺癌のステージや組織型など)、治療歴(治療薬含む)、肺機能検査結果、CT画像、手術所見(術中の実際の血管の状況)等 【情報使用の開始予定日】 2025年10月開始予定
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問い合わせ先 ※ |
放射線科 医長 松下 彰一郎 〒236-0051 横浜市金沢区富岡東6-16-1 神奈川県立循環器呼吸器病センター 電話番号 045-701-9581 (代表) |
2025年8月作成
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