診療科のご案内 -呼吸器外科-

2019年度診療実績

手術件数
  2019年度
手術件数 333例
 ・肺悪性腫瘍 138例
  うち 原発性肺がん 133例
  転移性肺腫瘍 5例
 ・間質性肺炎 54例
 ・気胸・肺嚢胞性疾患 57例
 ・結核・肺非定型抗酸菌症等、炎症性肺疾患 9例
 ・縦隔腫瘍 16例
 ・膿胸 19例
その他 40例

など

 ※ 手術件数の推移 2016年度 302例  2017年度 347例 2018年度352例
 ※ 感染症、間質性肺炎、循環器疾患を合併した患者さんや低呼吸機能の患者さんが多いのが特徴です。

肺がん(原発性肺がん133例の詳細)

性別   高齢者
男性 92人   70歳以上の高齢者 78人
女性 41人   (うち80歳以上) 20人
術式    
標準的手術とされる肺葉切除術 100例   完全胸腔鏡下 127例
区域切除術(郭清を伴う)
※ 早期肺がん、低肺機能、多発肺がんなどの理由から選択した縮小手術として
21例   胸腔鏡補助下 2例
部分切除術 10例   開胸 4例
肺全摘 1例   その他 0例
試験手術 1例      
組織型   病理病期
腺がん 103例   0期 17例  
扁平上皮がん 23例   Ia1,2,3期 57例 I期 合計81例
大細胞がん 1例   Ib期 24例
カルチノイド 1例   IIa期 5例 II期 合計18例
小細胞がん 1例   IIb期 13例
その他 4例   IIIa期 13例 III期 合計13例
など   IIIb期 0例
    IVa期 4例  
    IVb期 0例  
転帰    
軽快 128例      
不変 4例      
手術関連死亡 0例      
在院死 1例      

その他

 肺がん以外の疾患では、自然気胸及び巨大肺嚢胞など嚢胞性肺疾患が57例ありました。当科に紹介されてくる上記疾患は、気腫化が著明に進行した症例や、気胸を繰り返し癒着などの炎症性変化が著しい、いわゆる難治性気胸が多く、手術や術後管理に難渋する症例が多いのが特徴です。また、膿胸、結核・非結核性抗酸菌症やアスペルギルス症など感染性疾患に対する手術も9例行われており、当科の特徴となっています。
 さらに、当院呼吸器内科小倉部長が間質性肺炎における全国的権威として評価されているため、全国から紹介患者があり、間質性肺炎に対する胸腔鏡下肺生検を、毎年60例ほど施行しております。

胸腔鏡による手術

胸腔鏡下手術の対象疾患

 当科では、原発性肺がんなど肺悪性腫瘍、自然気胸、縦隔腫瘍だけでなく、癒着が著しいと言われる結核・非結核性抗酸菌症やアスペルギルス症及び膿胸などの感染性疾患等にも、積極的に胸腔鏡下手術を導入しています。
 なかでも、肺に対する完全鏡視下の肺葉・区域切除や、胸腺腫に対する完全鏡視下の拡大胸腺摘出術は、術後の少ない疼痛、回復の早さなどから、数々のメリットがあるものと自負しています。

2019年度の胸腔鏡下手術件数

 完全胸腔鏡下手術 301例
 胸腔鏡補助下手術  1例
 (全手術症例93.1%で胸腔鏡下手術を施行。開胸移行なし)

合併症、在院日数

 胸腔鏡下手術は低侵襲であるため、手術の傷が小さくなる、術後の痛みが軽くなる、呼吸機能の低下が少ない、などの直接的メリットの他に、術後合併症の低減や術後回復の早期化によって、在院日数の大幅な短縮が実現されています。

手術症例(2019年度)323例中、合併症発症・・・40例(重複あり)
肺瘻 19例
肺炎 8例
肝機能障害 1例
術後低酸素症 1例
気管支断端瘻 1例
術後膿胸 1例
腸閉塞 1例
術後出血 1例
反回神経麻痺 2例
不整脈 1例
脳梗塞 2例
高度皮下気腫 2例
肺がんの予後成績

 平成19年から平成25年までの肺がん手術例708例の手術成績を示します。

病理病期別5年生存率

IA期(n=370) 96.4%
IB期(n=154) 84.8%
IIA+IIB期(n=100) 81.6%
IIIA期(n=72) 60.5%
IIIB期(n=3) 0%
IV期(n=9) 61.0%

 ※ IIIB期とIV期は人数が少ないため、評価困難値です。

 

 ※ 参考:2009年に集計された2004年の全国肺がん外科切除例の全国集計

IA期 86.8%
IB期 73.9%
IIA期 61.6%
IIB期 49.8%
IIIA期 40.9%
IIIB期 27.8%
IV期 27.9%

診療受付時間

8:30~11:00(平日)

※曜日により診療科が異なります。

外来診療担当表

休診日

土・日・祝日・年末年始

病棟面会時間

13:00~20:00(平日)
11:00~20:00(土日祝)

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