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臨床工学科のご案内

 臨床工学技士は医療機器の専門医療職です。病院内で、医師・看護師や各種の医療技術者とチームを組んで生命維持装置の操作などを担当しています。また、医療機器が何時でも安心して使用できるように保守・点検を行っており、安全性確保と有効性維持に貢献しています。
 当センターでは平成22年度より独立した組織、「臨床工学科」となりました。主な業務は医療機器の管理業務で、特に各病棟で多く使用される機器については中央管理業務を行っています。その他、手術室での人工心肺操作や、カテ室におけるアブレーション、ペースメーカー等の埋め込み業務に立ち会っています。

手術室業務と人工心肺

手術室業務と人工心肺 心臓手術の際に、臨床工学技士は人工心肺の組み立てと操作を行います。人工心肺装置は虚血性心疾患、弁膜症、大血管疾患、先天性心疾患などの心疾患の手術の際に使用されるもので、一時的に心臓と肺の機能を代行する医療機器です。
 心臓手術では心臓を停止させ、心臓への血流を遮断して行います。そのため全身への血液循環を代行する血液ポンプや、血流の無くなる肺のガス交換機能を代行する人工肺、さらに体温調節のための熱交換器、心臓を止め、止まった心臓の筋肉を保護する心停止液・心筋保護液の注入装置など、何台もの機器を使用することになります。その際に、機器の適切な操作や記録、使用前の点検などの仕事を臨床工学技士が受け持ちます。

医療機器(ME機器)管理業務

医療機器(ME機器)管理業務 病院、診療所において患者さんに使用する医療機器のことをME機器と言います。ME機器は手術室、集中治療室(ICU)、カテ室や各病棟など、病院の様々な場所で使用されています。とくに人の呼吸、循環又は代謝の機能の一部を代替、補助する装置を生命維持管理装置と言い、これらの操作や、安全で性能が維持できるように保守・点検を行っています。
 また台数の多い輸液ポンプやシリンジポンプなどのME機器については、中央で集中管理をすることにより、安全で効率的な運用ができるようにしています。
 ME機器の使用法は、メーカーによって異なっています。使用される機器についての情報を集め、看護師をはじめ他の医療職種の職員に正しい使用法を指導することも、臨床工学技士の業務です。

心臓カテーテル検査室業務

心臓カテーテル検査室業務 心臓カテーテル検査室においては主に、カテーテルアブレーション業務やペースメーカーの埋め込みの立会などを臨床工学科は担当しています。カテーテルアブレーション業務では心臓電気生理検査装置や心臓電気刺激装置、高周波発生装置の操作を、ペースメーカー業務ではペースメーカーの設定や経過の観察を医師の指導のもと行っています。

集中治療室(ICU)業務

 ICUでは、人工呼吸器、補助循環装置、血液浄化装置などの生命維持管理装置が数多く存在します。それら機器の操作、保守点検を行っています。

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