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放射線技術科

放射線技術科radiation

概要

放射線技術科では、X線一般撮影、CT、MRI、核医学検査、血管撮影等の画像診断及び治療と、リニアックによる放射線治療を行っています。

部門紹介

CT

当センターでは2台のCT装置が稼働しています。第1CT室には、CANON社製320列マルチスライスCTが配置されており、一度に16cm幅を短時間撮影(0.275秒)することができます。短時間撮影を行なうことで動きのある心臓に対しても高画質の画像を提供することできます。第2CT室には、CANON社製高精細CTが配置されており、従来のCT装置より最大で32倍の高解像度画像を得ることができます。高精細CTでは従来描出が難しかった微細構造が描出でき、間質性肺炎の診断に有用です。両装置とも機器の向上により、低線量で肺野を撮影することが可能で肺ドックなどの検診に適しています。

MRI

1.5テスラの強磁場を有する装置に入り、電磁波を使用して体の内部を様々な断面から見ることができる検査を行います。磁場の中に入って行う検査のため、体の中に金属(素材が分からないものを含む)がある方は検査を受けられないことがあります。
検査時間は内容によって異なります。(平均:20~60分程度)
特に心臓の検査に力を入れており、心機能評価や心筋の定量解析など生理的な検査も行っています。また、心臓健診の検査項目の中の一つに心臓のMRI検査があり、心臓を栄養する血管の形態や心機能の検査を行っています。

核医学検査

RI検査とも言います。検査目的に応じた放射性同位元素(RI)を患者さんに注射し、臓器に特異的に集まったRIから出る微量の放射線を、ガンマカメラという高感度の検出器でデータ収集後に画像を再構成する生理的な検査です。当院で行なっている主な検査は、骨シンチ、心筋シンチなどです。

血管造影

カテーテルによる冠状動脈の診断と、バルーン拡張やステント留置などの治療を行います。その他気管支動脈の塞栓術など血管内の治療を伴うものがほとんどです。また不整脈に対してペースメーカー植込みやアブレーション治療も行なっています。

リニアック

高エネルギーのX線や電子線を照射することにより治療を行ないます。当センターに設置している治療装置は「CT同室型放射線治療装置」で、CTによる治療計画からリニアックによる放射線照射まで寝台に寝たままで一連の治療が高精度で実施できるように設計されています。照射はIGRT(画像誘導放射線治療)という方法で、照射前のX線画像を基に照射誤差を補正しながら正確に行なっています。また定位放射線治療という、ピンポイントに照射する高度な治療も行なっています。

スタッフ紹介

放射線技術科 スタッフ紹介

放射線技術科長 亀山 佳也

診療放射線技師 17名

認定資格等

  • 医療情報技師
  • 放射線治療専門放射線技師
  • 放射線品質管理士
  • マンモグラフィー認定技師
  • 磁気共鳴専門技術者
  • 第1種放射線取扱主任者
  • X線CT認定技師
  • 肺がんCT検診認定技士