
放射線科のご案内
各種の装置を利用した画像診断を行っています
放射線科では、各種の検査機器を利用した画像診断を行っています。
下記のような検査により心臓・血管、肺等の状態を調べ、循環器・呼吸器系疾患等の診断に貢献できる画像の提供、画像診断を行っています。
また、アスベスト専門検診、肺がん専門検診、心臓ドックなどの各種検診についての画像の読影も行っております。
検査だけではなく、各種の治療を行っています
また、当科では、放射線を利用した各種の治療を行っています。例えば、肺がん、乳がん等の悪性腫瘍の放射線治療、カテーテルによる血管内治療(血管の狭窄を広げる治療)等を行っています。
IVR
IVR(Interventional Radiology)とは、画像を利用して行う、診断、治療的手技の総称です。心臓の冠状動脈以外の領域でのIVRも放射線科医師が担当しています。
- 血管系
- 喀血の治療としての気管支動脈塞栓術
(出血源である血管を詰めてしまうことにより、止血する) - 末梢血管に対する経皮経動脈的血管拡張術
(狭くなった血管を広げる) - 大動脈瘤に対するステントグラフト留置術
(ステントグラフト(金属のバネとそれを被覆する人工血管)を大動脈瘤部分に留置することにより、瘤に直接的に血圧がかからないようにして破裂の予防を行う)
なお、当センターでは、循環器内科医師が狭心症や心筋梗塞の診断と治療及びカテーテル検査等を行っております。
- 喀血の治療としての気管支動脈塞栓術
- 非血管系
- CT下生検
(CTで見ながら肺腫瘤に針を刺し、そこから組織の一部を採取する)
- CT下生検
検査機器を地域医療機関と共同利用しています
地域医療支援病院である当センターでは、CT、MRI等を他の医療機関の先生方と共同利用しています(依頼検査)。これは、依頼を受けて他の医療機関の患者さんの検査を行い、検査結果を読影レポートとともにお返しするものです。近隣地域の医療機関と役割分担を図り、地域医療に貢献するため、依頼検査に積極的に取り組んでいます。件数も増加傾向で、読影レポートについても先生方のご好評をいただいています。